「営業職」で評価されるには
今回は、正社員登用のチャンスがある職種として「営業職」を紹介していきます。営業職の主な仕事は企業の商品や、サービスなどのポイントを伝えて、相手の購買意欲を促し契約まで持っていくことです。正社員として登用されやすい営業職の仕事内容や、なぜ正社員登用されやすいのかを詳しく解説していきます。
営業職の仕事には法人への営業があり、会社の人が商談相手になります。会社の規模によっては、直接社長や店長に営業を持ちかけることもあり、広い意味での対応力が必要になってきます。大企業ではまず担当者を通し、営業交渉にあたります。法人営業であれば、昔ながらのお得意様に対してだけ営業にあたることもあります。また、一般顧客向けの営業は、個人を対象に各々にあわせた営業方法を考えることも仕事のうちです。一般顧客向けの営業方法には、それぞれターゲットとなりそうな住宅をたずねる方法もよく知られています。最近では、電話やメールでの営業も多くなり、ターゲットとなる層によっては効果を発揮しています。さらに、新規開拓として、はじめてリサーチした会社に営業をかけていく方法もあります。
不況が続き求人の募集が少ない中で、正社員登用のチャンスが多い営業職はおすすめの職種です。企業に必要な営業職の求人は、比較的安定して供給されています。企業の成長に大きなチャンスを獲得してくる営業職は必要とされているのです。
アルバイト期間中でも、正社員と同様の成績があれば、短期間で正社員として採用されることもあります。営業職員として、仕事に慣れはじめてから業績を積みあげていくという方法で正社員になることもできます。アルバイトでも実績をともなえば、正社員への道も開けるかもしれません。
営業職は、基本的に売上目標を達成することを求められる傾向にあります。一般的に成績の査定が行われるのは入社から2~3ヶ月ごろのアルバイト期間中とされており、正社員登用の基準を明確に記している企業も多いため、面接の際にしっかり確認しておきましょう。
求人数が多いのは営業職の中でも個人宅を訪れ、自社の製品を提案し販売する仕事で、販売金額や個数によって成績評価が決まります。早く正社員に登用されたいのであれば入社と同時に結果を残すことを意識すべきですが、時間をかけて少しずつ結果を残していくという選択肢もあります。
正社員登用後の仕事内容は、アルバイト期間中に任されていた仕事になることもあります。正社員になれば、通常の業務に加え、後輩の育成業務なども加わるケースがあることを覚えておきましょう。
アルバイトから正社員に登用されるためには、いくつか方法があります。正社員登用試験を受験する方法や、上司に推薦されて正社員になる方法です。仕事の仕方を工夫して、社会的にもメリットの多い正社員になりましょう。
アルバイトと正社員は、労働上の立場は違っても権利に違いはありません。短時間労働者の労働環境を充実させるために、1993年に「パートタイム労働法」が制定されました。アルバイトでも権利が認められている職場を目指しましょう。